ツバメの巣は、皆さんが一度はお聞きになった事があると思います。
もちろん、日本の軒先等につくられるツバメの唾と泥とわらが混ざったツバメの巣ではありません。
最高級中華料理で知られている食用ツバメの巣です。東南アジアから中国の富裕層に昔から好まれている天然の食材です。
このツバメの巣は、昔から健康増進、不老長寿、美容と健康に良いということから、高級漢方生薬として扱われ、シンガポール・香港では専門の漢方薬局で取り扱われています。そして、レストランでは高級薬膳料理としても使われます。
食用ツバメの巣、このツバメとは正式にはアナツバメという種類で、日本にいるツバメとは種類が異なります。
この白色系の巣は、繁殖期が近付くと、雄のアナツバメが自分の唾液のみで作ります。自分の体内からの分泌物で、ヒナの住みかで守りの要である巣を、命の力を振り絞り、唾液のみでつくるのです。
この唾液のみで作られたアナツバメの巣を、誰が最初に食べたのでしょう？
詳細はヒストリーに記載しているので、そちらを参照して頂きたいのですが、これは、偶然の産物として人々の食材に加わりました。
アナツバメは、海に近い高い崖や洞窟内の高い所に巣をつくる習性から、人々は、それらを探して旅に出たのです。そして、アナツバメが命懸けで作った巣を、人間が命懸けで採取してきた歴史があります。
アナツバメは種類により、卵を１つ、もしくは２つしか生みません。ですから、繁殖にも時間がかかるのです。それゆえに、希少性と貴重性、そしてその効能効果から、皇帝や王族貴族への献上品や贈り物として、また、一部の特別な方々のみにしか行き渡らず、まぼろしの食材となっていました。楊貴妃が好んだという逸話もここから来ています。
ツバメの巣が採取できる場所は秘密中の秘密であり、採取グループに厳格に管理されていました。偶然にも場所を発見し採取を試みて、命を落とした人は数知れません。
それほどまでに希少性と貴重性とその効能から、昔から食されたのです。
19世紀に入ると、このツバメの巣の成分を分析する試みが始まります。しかしながら、当時の分析機器では大まかなことしかわかりませんでした。20世紀に入り、分析機器の向上から、少しずつ判明してきました。しかし、さらなる分析を行うには21世紀を待たなければなりません。
ツバメの巣は雄のアナツバメの唾液成分のみで作られています。それゆえに、水で巣を溶かすと粘度が非常に高くなります。検査を行う場合、ミクロン単位の細かい濾過装置で濾過を行う必要があります。
しかし、ツバメの巣はその粘度から目詰まりしてしまい、分析が行えないという大きな課題がありました。その後、特許にもなる高度な分析技術を開発する会社が日本に誕生し、ツバメの巣の詳しい成分分析が可能になりました。
人間の身体には、外敵から身を守る免疫細胞があります。この免疫細胞がウィルスや細菌と戦い増殖を抑えます。しかし、加齢によって免疫機能はおとろえてきます。
最新の研究で、弱った免疫を復活させる有効な方法が発見されました。
そのカギは「細胞のアンテナ」。
人間の細胞の表面には産毛のようなものが生えています。この産毛のようなものが「細胞のアンテナ」です。このアンテナが正常であれば、人間が本来持っている強い免疫力で、病気に強い健康体になります。一方で、このアンテナが劣化すると自己免疫力が弱まり、体調不良を起こしやすい状態になります。
この「細胞のアンテナ」が「糖鎖」というものです。糖鎖には8種類あります。この糖鎖が、すべての人間の細胞の表面についています。人間の免疫力が低下するのは、免疫細胞の力が弱まり外敵から身を守るために外敵を攻撃出来なくなるのではなく、免疫細胞が外敵に反応しないことが原因と考えられるようになってきました。
人間の体内の「細胞のアンテナ」は外敵が体内に入ってくる場合にそなえて、常にレーダーのように監視しています。そして、体内にウィルスや細菌が侵入すると、アンテナが侵入を察知しSOS信号を発し、免疫細胞へ伝達します。そして免疫細胞は、即座に侵入してきたウィルスや細菌を駆除しはじめます。
この「細胞のアンテナ」は加齢により少しずつ抜けて少なくなっていきます。少なくなるだけでなく、長さも短くなります。そうすると免疫細胞は元気であっても、細胞のアンテナのレーダーの感度が悪くなり、情報を受信できなくなります。その結果、外敵の侵入を察知できず、駆除もできなくなり、身体が病魔に侵される可能性が高くなります。
実は、この短くなった細胞のアンテナを長くし、情報感度をよくし免疫力を上げる食材が、食用ツバメの巣なのです。
詳しく言うと、ツバメの巣に含まれているシアル酸です。ツバメの巣は、自然の食品界でシアル酸含有量が一番豊富です。巣の10% 以上もシアル酸が含まれています。健康食品で有名なローヤルゼリーにもシアル酸は含まれていますが、100ｇ中50ｍｇです。しかし、ツバメの巣のシアル酸含有量は100g中10,000ｍｇ。ローヤルゼリーの200倍もあります。
（シアル酸分析レポート）
巷では、お肌の保水とアンチエイジング効果があるとされるヒアルロン酸が有名です。
そのヒアルロン酸の分子構造は、N-アセチルグルコサミンとD-グルクロン酸 の二つの糖が連結して出来ています。それらは分子が大きいのです。分子が大きいので、経口摂取しても体内へ取り入れられずに排出されます。また、お肌につけても身体へはほとんど浸透しません。それゆえに、分子の大きいヒアルロン酸は、注射で体内へ注入して取り入れます。
人間に必要な糖鎖は８つあり、ツバメの巣のシアル酸には、その内の６つの糖鎖が含まれています。
アナツバメの巣のシアル酸を構成している6つの糖鎖の内の１つが、ヒアルロン酸の分子の一つN-アセチルグルコサミンサンです。単糖ゆえに分子が細かいので、経口摂取しても体内へ取り入れやすくなります。近年の分析技術の向上と研究により、ツバメの巣を食べるとシアル酸の構成要素の一つであるN-アセチルグルコサミンサンが、お肌の保湿とアンチエイジングへ影響を及ぼしている事が少しずつ判明してきました。
このように、中国・東南アジアでは昔から健康増進や不老長寿の薬として扱われていたツバメの巣ですが、日本では、名前は聞いたことはある。しかし、実物の食用ツバメの巣を見たことない。また、食べたこともない方がほとんどです。そして、今まで日本では流通してきませんでした。
これには３つの理由があります。
入手が困難
中国・東南アジアではツバメの巣は非常に高価で貴重希少なものです。
現地では専門の漢方薬局で入手する以外は、本物は中々手に入りません。まして、産地より直接購入する事も不可能です。これは現地でも事情は同じです。
日本の業者がツバメの巣を手に入れるには、現地の業者を使ってしか購入できません。
まがい物の横行
日本でも、何度かツバメの巣を輸入する試みがありました。
しかし、産地から日本の輸入者の手元に届くまで、複雑な流通経路により問題がありました。それは、まがい物の存在です。
ツバメの巣についている羽根等の異物を取り除く作業を省き、漂白剤で漂白したもの。巣を保存させるために化学物質に浸したもの。また、ツバメの巣の味が無くにおいも無い特徴を逆手に取り、ツバメの巣にキクラゲや、寒天や豚の皮などを交ぜて容量をごまかしたものがあります。
それらは日本国内に入る前に、日本の検疫所で見つかり輸入不許可になっていますが、検疫の目をすり抜けて国内に流通しているものもあります。そして、トレーサビリティの分からない巣は、購入しても本物かどうかの判別ができないのが実情です。
ツバメの巣の流通量と食べる機会
天然のツバメの巣は、天然ゆえに量産する事が出来ません。
中国・東南アジアの人々は昔からツバメの巣を健康増進や不老長寿や美容健康の生薬として食べ親しんできたので習慣化されています。
そして、中国・東南アジアで十分に消費されるので、日本まで中々行き渡ることはありませんでした。
私たちは以上３の全ての課題をクリアしました。
1.日本で初めて、かつ、唯一、インドネシア・カリマンタン島の産地より直送することができます。直接産地より直送できるのでトレーサビリティ保証できます。産地の状況をリアルタイムで把握できるので、供給量の見通しが立てられます。
2.途中でまがい物が横行する複雑な流通ルートは介さず、産地より直送できる体制を確立しているので、正真正銘のツバメの巣を日本の検疫を受けて正式に輸入しています。インドネシア政府はツバメの巣を国家で管理し、輸出にはインドネシア政府農業省と森林省の許可書が必要となってきます。私たちはこれらをクリアしています。
（インドネシア政府農業省と森林省の許可書）
３．ツバメの巣を食べる習慣のない日本の方々に、どうすればシアル酸の素晴らしさい力をお届けできるかと、日々努力を重ねて、4年と半年を費やし、シアル酸含有量が1３％以上の濃縮エキスパウダーを作りだし、食べやすいステックゼリーとして供給する事ができました。
このツバメの巣濃縮エキス入りステックゼリーは、ワクワクするような驚きをあなたにお届けするはずです。
そして、なぜ昔から中国や東南アジアでツバメの巣が高価であり、人々好まれて来た理由がお分かりいただけると思います。
そして、「細胞のアンテナ」を修復することで免疫力が上がり、ウィルスや細菌に負けない健康増進は、ご自身の人生を明るく楽しくすることになります。
ツバメの巣濃縮エキス（シアル酸含有）入りスティックゼリーを私たちは心よりお勧めします。
私たちエスティアップは、みなさまの「美」と「健康」と「繁栄」に貢献することで、みなさまに幸せをお届けしたいと心より願っています。
